3年生になり、新しいクラスになってから初めての授業参観。小学生の参観日にドキドキしながら授業を見ていたら、まさかの事態が起きました。
去年一緒だった子の親御さんはわかるけど、初めて一緒になった子のお母さん方は全然知らないので、「どの子のご両親かな?」なんて思いながら廊下でおすまし顔で待機。時間になったので、ぞろぞろ教室に入っていく親たちに交じって入り、なんとか子どもの後ろ側を陣取れました。
新しいクラスの先生は、なんと自分の中学時代の同級生!たまたま転任してきた友人が息子の担任になるなんて奇跡!と2人でよろこんでいました。そんな友人の先生姿にも感動を覚えつつ、授業を見ていると……
授業中に衝撃の光景〜え?本を読んでる…!
「あれ?うちの子、別のもの読んでない?あれは教科書じゃないよね⁈」
すごい真剣に道徳の教科書を見てると思ったら、よく見るとサイズが違うし!なんなら道徳の教科書、机の上に閉じたまま置きっぱなし!
待て待て待て、まてぇいっ!
怒った顔で息子を見つめるも、全く気が付かない。先生が「今日の目当て書いてね」と言ってもえんぴつも持たない。先生が「教科書しまってください」と言っているのに、本から目をはなさない。「班で話し合いましょう」って言ってるのに、机の向かい合わせにもしていない。
なんで先生の話すら聞けないの⁈……いや、あなたは本が好きすぎて、集中すると人の話が聞けないことは知っているけれども。
息子よ、今日は参観日だよ!
でもね?
息子よ‼ お願い、今日は参観日!
参・観・日!
3年生、初めての参観日なのぉぉぉぉ!他のおかあさんやおとうさんも見てるのぉ!初めましてのお母さんたち、あなたの方を見て一瞬驚いた顔しているのよ!もっと言うと、あなたの担任の先生、ママの友だちなのぉ!
恥ずかしいから、やめぇぇぇぇぇい!!!
隣の子と友人に助けられた
ついには鬼の形相で息子をにらんで見つめていると、見かねた隣の席の女の子が声をかけてくれて、ようやく机が向かい合わせの形になれました。でも……手に持ったままの本。
「えっ、その本置かないの?」
不安は的中、班で話し合っているのにそのまま読み続ける息子。あきらかに班での話し合いに参加していません。どんどん顔が鬼から般若になっていく私。その様子に気が付いていく、1・2年時に一緒だった友人たち。
もう周りからどう思われてもいいから、注意しに行こうか悩んでいると——去年も息子のフォローをしていてくれた男の子がうちの子のそばに行き、肩をたたいて私の様子を伝えてくれました。たぶん「ママ、めっちゃ怒ってるよ」と言ったのでしょう。
そこでようやく息子は私のほうを見て、「マズイ! ママ、めっちゃ怒ってる!」と気づき、すっと本を机の中へ。そこからは、ちらちら私のほうを見ながら、班での話し合いに参加できました。
ほっとしたけど、ママは初めましてのお母さん・お父さんに般若の顔を見せてしまって、もうHPは0よ…。このあとの懇談会、どんな顔で出ればいいの…
後日談〜先生からのひと言
後日、友人にその話をすると——
「大丈夫、普段の授業中もだいたいそんな感じだから♪」
友人よ、なんのフォローにもなってないよ…
一応、息子のフォローをすると、読んでいた本は漫画ではなく「ことわざ辞典」でした。
ママの気分は「穴があったら、入りたい」



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