突然ですが、次男が長男の頭をえんぴつで刺しました。
びっくりしたけど、兄弟げんかで終わってよかった~っていう話をします。
えんぴつで頭を刺した?!
その夜、私は寝室でごろごろしていました。
長男は翌日の学校の準備を黙々と。次男はまだ宿題が終わっていなくて、リビングでぐずぐずしていました。まあいつもの夜です。特に何も起きない、普通の夜のはずでした。
「お母さん~」
長男が寝室に入ってきました。またなんか揉めたのかな、と思いながら「どうした?」と聞いて、よしよしと頭をなでようと手を伸ばしたんです。
あれ……長男の手に血がついてる。
「鼻血出てるよ!」と思って顔を見たら、顔には出ていない。
「……じゃあどこ?」
「頭からだ!」
慌てて頭を見たら、髪の毛の中がじんわり赤くなっていました。頭から血が出ていた。割とはっきりと。
パパ召喚と血との格闘
テンパった私はとりあえずティッシュをつかんで、「パパー!!!」と叫びました。夫が飛んできたところで、役割分担会議(所要時間5秒)。「次男の話を聞いといて!こっちは私がついてるから!」と言い残して、私は長男の横に陣取りました。
血はしばらくして止まってくれたんですが、今度は髪の毛に血がたくさんついていて。これが落ちない落ちない。ぬるま湯でそっと洗いながら、「大丈夫、大丈夫だよ」と声をかけつつ、内心は「えんぴつで頭から血って、どういうこと?!というか血ってこんなに出てたの⁈」とぐるぐるしていました。
長男は痛いはずなのに全然泣かず、強くなったな、とも思って。長男の成長を垣間見れました。
血が落ちてひと息ついたら、今度は「刺さったところが痛い」と言い出した長男。そりゃそうだ。長男の好きなコナンをつけて、痛みが引くまでいっしょに起きていました。いつもより少し長い夜。
経緯を聞いたら…そっちもか
コナンを見ている長男をそっとおいて、次男のところへ行って話を聞くと……なんとも言えない気持ちになりました。
最初に長男が、「死ね」に近い意味の子どもたちの間で使われる隠語を使ったことでケンカになったらしいんです。
あー。そっちもか。
頭から血を出した長男のことが心配で必死だったのに、話を聞いたら長男も長男で、なかなかのことをしていた。いやどちらにせよえんぴつで刺すのは絶対ダメなんですけど。でもそうか、そうだったのか、と。
兄弟げんかって、「被害者」と「加害者」が最初からきれいに分かれていることって、あんまりないんですよね。たいてい掘り返すと、どっちもどっちだったりする。
翌日、病院へ
翌日、念のため病院に行ってみてもらいました。
そしたら、少し芯が入っていたみたいで取り除いてもらったんですが、まだ残っているかもしれない、と。えんぴつの芯は取り切れないと入れ墨状態になっちゃうよ、と言われました。
……入れ墨。
頭に、えんぴつの芯で。
きれいに取るとなると切開しなきゃいけないということで、それはそっちのほうがかわいそうだな、と。頭だったし、化膿もしていないし、まぁそのままでもいいか~、ということになりました。
大事にならなくてよかった。でも…よそじゃなくてよかった!(小声)
本当に大事にならなくてよかったです。頭の傷って怖いので、もし血が止まらなかったら病院に行くつもりでした。止まってくれて、本当によかった。
でもそれと同じくらい正直に思ったこと。
よそ様のお子さんじゃなくてよかった……!!!(小声)
ほかのお子さんの頭をえんぴつで刺してたらと思うと、もう、顔から火が出る。そっちの冷や汗もなかなかのものがありました。
兄弟げんかあるある、なのかもしれないけど。えんぴつは持ったままケンカしちゃダメだよ、ということを、この夜いちばん強く伝えました。
伝わってるといいな……(遠い目)。


コメント