入院中の私の父から、ある日の夜に電話がかかってきました。「孫たちの声が聞きたいなあ」って。こういうとき、子どもってすんなり電話に出てくれると思うじゃないですか。ところが、うちの次男(小2)がまさかの大抵抗。「出ない!」の一点張りで、私、本気で怒っちゃったんです。でもね、その理由を知ったとき、怒っていた自分がアホらしくなるくらい笑っちゃいました。今日はそんな、なんでもないけど我が家らしい夜の話です。
じいじからの電話に、長男はすんなり、次男は大抵抗
入院中の父から電話がかかってきて、「子どもたちと話したい」と。私はすぐに長男(小4)に代わりました。長男はいつも通り、「あ、じいじ?元気?」なんて普通に話してくれて、ここまでは平和そのもの。
問題は、長男から次男にバトンタッチしようとしたときです。「はい、次○○の番ね」ってスマホを渡そうとしたら、次男がすごい勢いで首を横にブンブン。「出ない!」「やだ!」って、もう全力で拒否してくるんです。
いやいや、じいじが入院先からわざわざ電話くれてるんだよ?と。私としては「なんでそんなに嫌がるの!」って気持ちでいっぱいで、つい「いいから出なさい!」って怒っちゃったんですよね。次男はしぶしぶ、本当にイヤイヤという顔でスマホを受け取りました。
ふと手元を見たら…まさかのアルフォート
次男がモゴモゴと電話で話し始めて、私はやれやれと一息。そこで、ふと次男の手元に目をやったんです。
……ん? なんか持ってる?
よく見たら、アルフォート。あのファミリーパックの、個包装になってるリッチミルクのやつです。それを、私に隠れてこっそり食べていたんですよ。
その瞬間、全部つながりました。電話を嫌がっていたのは、反抗でもじいじが嫌いなわけでもなくて、「お菓子を食べてるのがママにバレたくなかった」から。電話に出たら、口がモゴモゴしてるのも、手に持ってるお菓子も、全部バレちゃうって思ったんですね。
怒っていたのがアホらしくなって、結局大爆笑
真相がわかった瞬間、私、もう怒る気持ちがどこかへ吹っ飛んでしまって。「えっ、そんなこと?!」って、思わず笑っちゃいました。
だって、こっちは「じいじに失礼でしょ!」くらいの勢いで叱ってたのに、本人はただ「アルフォート食べてるのバレたくない」だけだったんですよ。スケールが違いすぎる。
当の次男はというと、バレたのが分かって照れ笑い。「えへへ」って感じの、いかにも気まずそうな笑顔です。怒るに怒れないやつ。
正直、ちょっと呆れもしました。だって、おとなしく電話に出ていれば、こんなに怒られることもなかったわけで。隠そうとしたばっかりに、かえって大ごとになっちゃってるんですよね。やぶへびって、こういうことを言うんだなあと。
子どもの「必死の隠しごと」って、なんでこんなに可愛いんだろう
後から考えると、次男にとっては結構な一大事だったんだと思います。「お菓子バレる→電話出たくない→でもママ怒ってる→詰んだ」みたいな。小2なりに、頭の中はパニックだったのかも。
でも親から見ると、その必死さがもう、たまらなく可愛いんですよね。大人だったら「あ、食べてた、ごめん」で済む話を、あんなに全力で隠そうとする。その不器用さが、いかにも子どもらしくて。
怒っちゃった手前、あんまり笑うのも悪いかなと思いつつ、やっぱり笑っちゃう。子育てって、こういう「叱ったあとに脱力する」瞬間の連続だなあと、しみじみ思った夜でした。
まとめ
隠れてお菓子を食べていた次男の、必死すぎる電話拒否事件。真相は「アルフォートがバレたくなかった」というだけの、なんとも可愛いオチでした。おとなしく出ていれば怒られなかったのにね、と呆れつつ、結局その日いちばん笑わせてもらったのは私だったかもしれません。みなさんのお家にも、こういう「そんなこと?!」な隠しごと、ありませんか?




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